身近なヘルペスと特徴

身近に発症しやすいヘルペスの種類と特徴

一概にヘルペスと言っても、いくつかの種類があります。このページでは、単純ヘルペスウイルス1型および2型によって発症するそれぞれの症状の紹介と大まかな特徴について触れていきたいと思います。

ヘルペスは、再発を繰り返すものの1週間から3週間程度で症状が治まっていくものでもあります。
しかし、強い痛みを伴ったり接触感染の感染力が強いウイルスでもある為、それぞれの症状の特徴を確認の上、早めの治療が効果的です。

口唇ヘルペス

日本では10人に1人が感染していると言われている身近な感染性疾患の一つが口唇ヘルペスです。

初感染では一度免疫が出来るものの、その後、体内に遺伝子の形で潜み(ヘルペスウイルスの特徴)、何らかのタイミングでウイルスが活性化して再発を繰り返します。

再発すると唇の周りに水ぶくれができ、ムズムズチクチクといった痒みや痛みを伴います。日に見える症状が現れてから、1週間から10日程度でかさぶたとなり症状は治まっていきます。

しかし、疲れやストレスが溜まっている時、または、体力が落ちて体が弱っていると再発し、それを繰り返すのが口唇ヘルペスの特徴です。

帯状疱疹

子供の頃にかかった水ぼうそうのウイルスが原因で引き起こされるのが帯状疱疹です。発症すると体の片側に強い痛みを伴い、痛みがある部分に帯状の水ぶくれが出来るようになります。

発症は年齢問わず広範囲に広がりますが、中高齢者の発症割合が高く全体のおよそ7割は50歳以上を占めるという特徴があります。
一般に高齢で発症する場合は痛みが激しく、帯状疱疹自体が治っても半年から1年以上痛みが残り続けることもあります。

症状の現れは、まず神経痛のような痛みが起こり、それから4、5日かけて同じ部分に虫に刺されたような赤い発疹ができ始めます。次第にそれが水ぶくれと変わっていくのです。

その後はかさぶた状態となり、およそ3週間で症状は治まっていきます。

性器ヘルペス

主に単純ヘルペスウイルス2型が原因で、性器やお尻の周辺に水ぶくれが出来る状態を指します。原因の多くは性的な接触による感染ですが、性器同士だけでなく、口唇ヘルペス(単純ヘルペスウイルス1型)と性器が触れることで感染することもあるのでオーラルも注意が必要です。

1型は主に上半身に関わる感染に多く、2型は下半身に多いといわれていますが、少ない割合で1型が下半身に発症するケースも有るのです。

また、2型の方が再発頻度が高いので、性器ヘルペスになってしまうと、再発抑制の為に、バラシクロビル(バルシビルやバルトレックス)の継続的な服用が必要となることもあります。

再発頻度の高さが診断に認められれば、保険適用も可能となるので、ある程度まとまった量の薬を病院から入手することも可能となります。

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